たいようのたね
子ども達は太陽のように笑って欲しい
空を仰ぎ続けて欲しい
子ども達の夢が少しでも叶うように
希望の光が芽生えるように

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たいようのたね募金の報告と御礼
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氏家養護園
3月12日氏家養護園

東日本大震災直後に訪問させて頂いた施設の一つ。
2月に行われた栃木県文化祭でも子ども達と会い、一緒に他の施設の公演を観ていた。
その時に一人の女の子から「私の書いた習字をみてほしい」と約束をしていたので、楽しみにしていた。

リハーサルをするため、食堂で機材のセッティングをする。
そこに施設長が二人の男の子を連れてきた。

「二人に色々と手伝わせてほしい」

音響機材は私達とって大事なものの一つなので、あまり触らせないのだが、施設長の頼みと二人の男の子の経験になればと思い、手伝ってもらうことに。
リーダーのTommyが声がマイクを伝って、どこを通り、スピーカーからでるようになるかを説明しながら配線を教え、zi-ziはケーブルの巻き方などを教えていた。
こうして色々な大人と触れ合えることが何よりの経験だなぁとセッティングをしながら密かに思って微笑んでいた。

機材をセッティングした後に控え室でお約束の習字を拝見させて頂いた。
高さ5m横幅2mぐらいの書道紙にびっしり書き込まれた漢字。
躍動感ある漢字の数々は私達を圧倒させた。

ライブでは栃木県文化祭で歌ったこともあり、一緒に声を出して歌ってくれた。
さすがにマイクを向けると怖気づく子もいたが・・・
各々がVOXRAYのライブを楽しんでくれたようだった。
サイン会の時には相変わらず元気にサインを求めに来てくれる子ども達。
VOXRAYが昨年サインしたTシャツを着てきてくれた男の子もニコニコしながら握手を求めてきてくれてた。

施設長が私のもとに近づいてきて「この曲歌えないですか?」と。

[手紙~拝啓 十五の君へ~]

VOXRAYでは歌えませんが、私は歌えますよとお伝えすると。
「あの子がピアノを弾くので一緒に演奏してくれませんか?」
私はピアノを引く子の後ろに立ち、その子の伴奏に合わせて歌わせてもらった。
一生懸命奏でるピアノの音に寄り添うように。

控え室では男の子がホワイトデーのお返しで焼いたクッキーを持ってきてくれた。
形は様々だったけれど、味は抜群で、ほのかに甘い味が私達を癒してくれた。

私は施設に居た頃に他の子と違う事ばかりしてきた。
皆がサッカーをしている時は食堂で料理の手伝いをしたり。
(ただサッカーがしたくなかっただけなのだが・・・)
皆が野球をやってる時に寮舎でケーキを焼いたり。
(ただ野球がしたくなかっただけなのだが・・・)
でも、そういう経験が今でもしっかりと生きている。

子ども達には色々な事に沢山挑戦して、沢山失敗して、沢山成功してほしい。
ただただそう思う。
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氏家養護園
公益財団法人SBI子ども希望財団様よりご支援頂きました。
誠にありがとうございました。
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聖園子供の家 卒園式
3月8日 聖園子供の家

昨年、3月11日の東日本大震災が起こった後に初めて訪問させてもらった場所がここでした。
計画停電で真っ暗になったホールに懐中電灯、ロウソクの明かりが灯り、卒園式を行った。
後にも先にも、こういう状況で歌うことはないだろうと思う。

今年も子ども達と一緒に卒園式に出席させて頂いた。
テーブルに並べられた豪勢な料理に子ども達は待ちきれない様子だった。
会が始まり、ようやく食べれると一斉に皆の手が料理に手が伸びた。
嬉しそうに料理を頬張る姿は本当に可愛らしい。
私が施設で生活していた時もこんな感じだったんだろうなぁなどと思いながら、かっぱ巻を一口頂いた。

聖園子供の家では伝統行事の応援団。
昨年の団長から引き継いだ子どもが一生懸命声を張り上げて卒園生にエールを送っていた。
力強いその声に卒園生は恥ずかしそうな顔をしながら眺めていた。
一般家庭では間違いなく行わないであろう事っていう事が私達にとっての大切な思い出。
家庭的な生活を目指すことは大事だと思うけれど、集団生活での良い部分は残していって欲しいと思う。

私たちのステージの時には最前列まで来て、食い入るようにライブを楽しんでくれていた。
アンコールでは「空、歌って〜」と子ども達の声が飛び交った。
もともと予定していたアンコール曲を急遽変更し「空」を披露させて頂いた。

誰かのためにあなたのために 答え探し求めて
あなたでした その答えは
ただ一つのSo Love

卒園生代表の女の子が在園生に感謝の言葉を話してくれた。
自分の生い立ちや施設での生活を泣いたり、照れ笑いしながら語り、最後に

「施設長は私のお父さんだったよ」

こう思えたこの子はとても強い子だと思った。
施設長は締めの言葉で

「施設を出ても頑張らないで下さい」

と言っていた。
施設を巣立ち社会にでる。
家族に育ててもらえなかった私達にとっては、人一倍頑張らなくてはならない時だと思う。
それを見通しての一言だったように感じた。

同じ当事者の立場としては頑張らなくてなんて言えないけれど、頑張らなくて良いって言ってくれる施設長が居ることが嬉しい。
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聖園子供の家 卒園式
公益財団法人SBI子ども希望財団様よりご支援頂きました。
ご協力誠にありがとうございました。
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